AIについて学ぼう

E資格試験について学ぼう

E資格試験に必要な知識を学ぶことができる記事です。

E資格を理解する

E資格の受験方法から対策までE資格攻略法を解説

E資格の試験難易度

E資格の試験難易度

まずE資格は受験資格が定められていて、受験予定日から2年以内にJDLA認定プログラムを受講していることが必要です。試験は選択式の設問になっていて、およそ120分で100問の問題を解かなければなりません。1問に1分くらいしか時間を割けないことになるため、スピードを要求される点で難易度が高いことがわかります。

試験難易度のポイント

  • 受験資格

    受験予定日から2年以内にJDLA認定プログラムの受講必須

  • 問題難易度1

    120分で100問の問題を解かなければならない

  • 問題難易度2

    応用数学・機械学習・深層学習・開発・運用環境の5大項目に分かれている

  • 問題難易度3

    過去問は配布されない

E資格の合格率

E資格の合格率

E資格の難易度を知る上では合格率がどの程度かが参考になります。E資格の試験は毎年2回行われていますが、合格率については60〜70%台を推移しています。2021年の1回目の試験から合格率が70%台になりました。受験者数も多く、E資格が始まってから年月も経ったのでしっかりと勉強した人の受験が目立ったと考えられるでしょう。

合格率の事例

  • 2018年

    受験者数337/合格者数234/合格率69.44%

  • 2019年1回目

    受験者数387/合格者数245/合格率63.31%

  • 2019年2回目

    受験者数696/合格者数472/合格率67.82%

  • 2020年1回目

    受験者数1,042/合格者数709/合格率68.04%

  • 2021年1回目

    受験者数1,688/合格者数1,324/合格率78.44%

  • 2021年2回目

    受験者数1,170/合格者数872/合格率74.53%

  • 2022年1回目

    受験者数1,327/合格者数982/合格率74.00%

E資格の勉強方法

E資格の勉強方法

難易度の高いE資格は、独学よりも誰かに教えてもらった方が合格に近づきます。現在はE資格の優良な教材をAmazonや店舗などで購入できますので、独学も可能ではあります。しかし、独学でE資格の合格するためには、難易度がどうしても上がってしまうのが現実です。そのため、E資格の難易度を下げて合格を目指すためにはセミナーを使うのが一番おすすめです。

セミナー受講のメリット

  • 1.JDLA認定プログラムの修了が必須

    E資格の受験資格としてJDLA認定プログラムを修了することが求められています。

  • 2.短期攻略できるように設計されている

    短期集中で数週間や数ヶ月くらいの勉強をすれば合格できる可能性を切り開けるのがセミナーを活用する利点です。

  • 3.初心者向けのセミナーがある

    ディープラーニングの概念から詳しく説明し、Pythonなどを使ったプログラミングの方法まで体系的に学べます。

  • 4.目的別・分野別に弱点を克服できる

    分野特化型のセミナーは多数あるため、苦手分野だけ克服してすぐに受験したい人も活用できます。

E資格とは?

E資格とは?

E資格とは一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が運営している資格制度の一つです。AIに関する幅広い知識を問われるG検定と異なり、E資格はプログラミングや応用数学など実践的な内容が問われます。E資格の難易度をクリアした者たちは「技術が保障されているAIエンジニア」として認定をもらうことができます。

E資格を
受験するメリット

受験するメリット

E資格は比較的新しい資格のため認知度が低く、E資格を取得しても意味ないといわれることがたまにありますが、「意味がない」と言われてるE資格にも以下のようなメリットがあります。

E資格取得の主なメリット

  • E資格はAIの仕事で有利
  • AIエンジニアとしての質の向上
  • 独自コミュニティに参加できる
  • 社内評価や就職・転職に役立つ
  • AIの深い知識が身につく
  • AI作成の実践知識が身につく

おすすめのJDLA認定のE資格講座

講座紹介

AI研究所主催のE資格ディープラーニング対策講座

AI研究所のE資格ディープラーニング対策講座は、JDLA認定講座で、受講生の終了率が99.2パーセントもあり「知識ゼロからの最短合格」ができる対策講座となっているため、これからAIについて学びたいという方にとくにおすすめです。このE資格対策講座の特徴は終了率の高さの理由にもなっている徹底した指導とサポートにあります。事前学習はもちろんのこと、模擬試験も実施することによって受講生が途中でついてこられなくなるのを防ぎ、最後まで受講できるよう徹底的なサポートを行っています。受講期間も最短4日間と他のセミナーと比較して短期で修了できるほか、価格も最安で78,000円(税込)と20万~30万円程度かかることも珍しくない他のセミナーと比較しても業界最安値クラス。なおセミナーは最安で受講できる「eラーニング」、気軽に利用できる「オンライン受講」、講師と対面してしっかりと学ぶことができる「会場受講」の3種類が用意されています。

受講メリット

  • JDLA認定講座
  • 修了率99%以上
  • 合格率83%以上

E資格対策におすすめの
書籍を紹介

おすすめ書籍

E資格の合格率は、例年70%前後と決して低くはありません。E資格に合格するためには、問題形式や時間配分などを掴んでおくことが必要です。そこで、現在でも唯一であるE資格向けの問題集をご紹介します!

徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版

徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版

E資格向けとしては唯一と言っていい問題集です。2021年5月に新しく第2版として改訂され、前回よりも内容が精査されています。過去にE資格を優秀な成績で合格した人が執筆しており、網羅性も完璧で、問題に対する解答がとても詳しいので、理解も深まります。すでにディープラーニングや機械学習を実務で使っているAIエンジニアが自分のレベルを確認するのにも役立ちます。実際の試験と同じく多肢選択式の問題を掲載しているので、試験自体にも慣れることができます。JDLA認定プログラムの講座の受講と合わせて解いていきたい1冊です!

E資格の受験資格を取得する方法

E資格の受験資格取得

JDLA認定プログラムとは?

E資格試験を受験するには、JDLAが認定したプログラムの受講を修了する必要があります。E資格に受かりたい!と言って受験しに行っても、JDLA認定プログラムを受けていないと試験を受けることさえできません。JDLAでは、「E資格」を実務でAIを活用できるエンジニアを育成する目的で行っています。そのため、単純な暗記問題を解けることよりも、正しい知識を正しく理解し、実践力のあるエンジニアを育てるために「認定プログラム」を用意しています。いわば、自動車免許のための教習所のような役割だと言われています。現在は、約十数社が「認定事業者」として登録されており、その中のどれかを選択して受講し、修了認定を受けないとE資格の受験資格が得られません。認定プログラムを修了すると、永続的にE資格の受験資格が得られるわけではありません。E資格の受験資格には、「終了日試験日から遡って2年以内にJDLA認定プログラムを受講している」という条件がついているため、時間がたてば再度認定プログラムを修了する必要があります。これは、日進月歩で新しい技術・アルゴリズムが出てくるAI・機械学習において、2年前の知識が陳腐化している可能性が大きいため、このような仕組みにされています。

E資格試験のポイント

  • 事前にJDLA認定プログラムの受講必須

E資格試験の概要と申込方法

E資格の試験がどのようなものかを詳しく解説

受験資格 JDLAの認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること
開催日 年2回/2月・8月(2022年現在)
申し込み可能日 受験日前日の午後11時59分まで
試験会場 全国の指定試験会場から会場を申し込み時に選択
試験時間 120分の会場試験にて103問(前回実績)102問(前々回実績)108問(前々々回実績)を出題
試験問題 公開シラバスの中から認定プログラム修了レベルの問題を出題
受験料 一般 33,000円 / 学生 22,000円 / JDLA正会員・賛助会員 27,500円 (税込み)
合格基準 非公開(目安として正答率65%程度で合格)

試験会場

試験会場は、全国に100箇所近くあり、試験申込時に近くの会場を選んで受験することができます。2022年現在、試験の運営や申込みはピアソンVUEが利用されています。ピアソンVUEは、CBT (コンピュータ・ベースト・テスティング) と呼ばれる、コンピュータを使用した試験方式を活用したシステムで、受験申込から合否通知までの試験工程が全てインターネット上で完結するということが特徴です。

お申し込み可能日

E資格試験の受験申し込みは、試験日の約3ヶ月前から開始されます。申込締切りは、受験日前日の午後11時59分までと、ギリギリまで申し込みができるようになっています。ですが、受験申し込みはなるべく早く済ませておくのを強くおすすめします。1つめの理由は、「試験会場の予約が必要であること」受験者数が多くなる地域では、試験会場の定員がいっぱいになってしまうことが多々あります。2つ目の理由は、「認定プログラムの完了時期を考慮する必要があること」認定事業者は、自社のプログラムを受講して修了された方の情報をJDLAに通知し、JDLAより「修了者番号」を受け取ります。試験の申し込み時には、この修了者番号を入力する必要があります。3つ目の理由は「E資格の受験資格期間を有効活用するため」認定プログラムを受講してからE資格を受験できるチャンスは4回と限られています。万が一1回目で不合格となった際も、再チャレンジをするためになるべく早くから受験していただくことをおすすめします。

試験日程

E資格試験は、2022年現在、1年に2回のペースで開催されています。通常、2月開催と8月開催の2回で、それぞれ試験開催年と年ごとの連番で呼ばれています。過去の回では、2020 #2が、新型コロナウィルス感染予防措置のため、開催延期されており、欠番となっています。当初は1日開催の試験でしたが、2021 #1より金曜日と土曜日の2日開催となっております。2日にはなったものの、試験自体は1日(120分)で終わるため、平日と土曜でどちらか都合の良い日程で受験することができます。120分という試験時間のため、両日とも受験する時間帯を選択することができます。丸一日潰れることがないので、早めに申し込めば家庭の都合も考慮した受験ができそうですね。

E資格はセミナーを使って難易度を攻略しよう

E資格を取得してディープラーニングを活用できるエンジニアとして活躍できるようになりたいと思っても、かなり難易度が高いのは紛れもない事実です。E資格を取得することは、資格によって客観的なスキルや知識を持っているという証明だけではなく、実践的なスキルや知識をつける事でもあります。つまり、独学よりも専門の講師に教えてもらった方が、E資格の試験に合格する確率は高まりますし、仕事を始めた瞬間から実践で使用できるスキルや知識も身に着けられます。しっかりと勉強して難易度への対策を立てる必要がありますが、時間があまりない人も多いでしょう。また、長期的にしっかりとした学習計画を立てたい方もいるでしょう。自分の都合に合わせてセミナーを賢く利用することがE資格の難易度攻略のコツです。E資格対策講座を使えば効率的に学んで試験を攻略できます。自分に合っている対策講座を受講してE資格の難易度攻略を目指しましょう。